新聞ですか。。。
どうやって読めばいいかわからないし。全部を読むなんて、時間的にムリだし。
「新聞という存在をよく知らなかった」がために、まったく味気ないものにしていた。そう気づきました。
私は、新聞読み比べを面白くさせるなら、プチ鹿島さんが霊長類最強だと思います!
今回はそんなプチ鹿島さんの書籍「芸人式新聞の読み方」をご紹介いたします。
新聞各社が、こんなにもキャラが違っていたなんて。。
本書を読んだ後に改めて新聞を読んだら「確かに!」と思える説得力があります。
もくじ
このポイントを押さえて読みたい!
〔まず自分の中の「正義」を疑ってみること。そして、疑うことを「楽しめる」感性が、この息苦しい今の社会に必要とされているのではないだろうか。〕
新聞に対してだけでなく、まさに現代社会に対しての向き合い方をそのように表現されています。
ついに文庫本が発売されました♪
新聞各社をおじさん化してしまうという…インパクトがありつつ、そのわかりやすい例えに脱帽!
おじさん化された新聞各社。
では新聞各社をどのように表しているのでしょうか。一部要約してみます。
朝日新聞さん…
[高級な背広をきたプライド高めのおじさん]
リベラルで新聞界の中心的存在。
産経新聞さん…
[いつも小言を言ってる和服のおじさん]
頑固な和服おじさん。キングオブ保守。
毎日新聞さん…
[書生肌のおじさん]
理想を淡々と追い、庶民感覚でどこか地味。
東京新聞さん…
[問題意識が高い下町のおじさん]
東京出身者が巨人でなくヤクルトを応援するような趣がある。
日経新聞さん…
[現実主義のビジネス一筋おじさん]
実社会での本当の権威&保守は『日経』なのだろう。
読売新聞さん…
ずばり、[ナベツネ]
現政権にかなり食い込んでいるのは一目瞭然。
新聞に対する愛情もさることながら、新聞各社を「○○なおじさん」とキャラクター化してしまう…その発想は一体どこから生まれたのか!?これがまた新聞各社の特徴を掴みやすかったです。
どうやら新聞社さん達、いつも世の中に対して「社説」でお小言を言っているようですね。。。
時には見え隠れする「大人のヒニク」。プチ鹿島さんは、そういうものでさえも楽しもうと。器の大きさ、心の余裕を持っていないとできないように思います。
歳を取るとはそのように器の大きなおじさん!に、なっていきたいものです。
ものごとの受け止め方を考える。
新聞とは、読み手に取ってどんな存在か?
もし新聞からの発信ではなく、新聞と同じことを「経験未熟な後輩のまさる君」(架空の人物)が言っていたとします。たぶん、威圧的とか権威的にはとらえないと思うのですね。
つまり新聞といった存在に対して読者は「自分自身は弱者である」と感じる面もあるのではないか。
ここで「うつわの大きなオジサン」であったら、新聞という強力な知の集合体に対しても対等に思っていられる。かもしれません。
まとめ
ものごとには半信半疑で見る。色んな角度、視点からみるというのは、新聞だけでなく世の中のいろんな情報に振り回されないための有効な手段と言えます!
「一つのテーマに対して、いろいろな見方や捉え方から真実をたどっていく」ということが面白い。大人の楽しみ化が味わえました♪
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