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ビジネス書の研究、社説の読み比べと要約など。実力派ビジネスマンに向けて、役立つサイト作りを目指してます。

【質的社会調査の方法】

こんな時にもおすすめ→

ものごとの核心に迫るとは、どういうことなのか知りたい

 

世の中の出来事を知れるということが、こんなにもありがたいことだったのですね!

人知れず大変な努力や思いがあって、情報という繋がれる形になり、届けられてるのですね。

 

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【質的社会調査の方法】

 

 

質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア)

質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア)

 

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スキマ時間にはビジネス書を「聴く」。オーディオブックのFeBe

 

本書を知った経緯は、荻上チキさんのラジオ番組「Session22」です。

「 フェイクニュースが飛び交う今、現実をつかむための《社会調査》のすすめ」という回で取り上げられた「量的社会調査と質的社会調査」に興味を持ちました。

 

調査って実際にはどういう調べ方をするんだろう? 

(量的は、統計取るといった感じかな?質的は、個々に深く聞いていくのかな?)

というイメージがありました。

 

本書を読まれる方が、主にどういう方なのかと想像しますと、社会学といった質的調査の学問を専攻した学生さんや、実際に調査を職業として行っている方々であるかと思います。

 

質的も量的も、突き詰めると境界線が難しいようなのですが、それでもあえて言いますと、調査する対象の、心的な核心に迫るのが質的調査ではないでしょうか。

 

それも、一回深く調査して…(聞き取り調査なら聞き取って)わかるようなことでなく、調査して新たな疑問が生まれたり、抜けを見つけたりして、また聞いて、疑問が生まれて…というように探して探して、やっと見えてくるようなもの…というような印象を受けました。

 

そして、自身の価値観を持って結論付けるのではなく、その人が対峙している世界から、どのように感じ取って最適であろう選択をしているのか。

 

その人が行っている事を、意思、目的ということで捉えるのではなく、社会から受けたものへのレスポンス、アンサーという受け身的な一面をとらえるほうが核心をつくのではないか。そんな風にも感じました。

 

言葉というコミュニケーション方法の持つもの

調査をする側もまた、言葉の限界に挑んでいるかもしれません。

感じとったことを正確に言葉に変換することって、ものすごく難しいことではないでしょうか?

それでも伝える手段が言葉しか無いなら、極力近しいところに表現を持っていくしかないのだと思います。

 

核心を突くことを聞く、ということは、もしこころの傷に迫ることを取り上げていたら、聞き手も傷を追うような、すごく近い位置だからこそ聞き取れるのかもしれません。

 

相手をリスペクトする。そして聞く。

どういう心持ちで他者と接するか、考える機会になりました。

   

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読んだ後に浮かび上がった疑問:

・短的な自己感覚でものごとをとらえ結論づける人は、どういう背景でそのような意見になったか?

 

 

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