2017/5/30社説
毎日新聞
日本経済新聞
企業は株主に「見えない役員」の説明を
1000億ドルファンドの光と影
読売新聞
北ミサイル発射 国際包囲網への無謀な挑戦だ
個人情報保護法 改正への過剰反応を懸念する
ピックアップ
天皇陛下が退位できるようになる、特例法案の話し合い前の付帯決議案で「女性宮家の創設」についてどうするか、意見がまとまっていません。
〔付帯決議案(ふたいけつぎあん)〕
会議で決めた、法案や予算の案にたいして、みんなが「これも付け加えてほしい」ということが色々あり、その中でどれを会議にだそうとするか決めた案。
〔決議(けつぎ)〕
話し合いで決めること。何を決めるか話し合います。
〔議決(ぎけつ)〕
話し合いで決まったこと。
【〔付帯決議案〕を例えてみる】
都内のとある小学校、今度の遠足をすごく楽しみにしているまさる君。クラスの中では、まだ決めておかなければいけないことが残っています。
おやつについては、500円以内にするかどうか、今度の学級会で話し合うことになっています。
おやつにバナナを入れたいと思っているまさる君は、同じ6班のみんなに、「何をおやつに入れていいかも話そうよ。」と言います。話し合いをする時間は短いので、まさる君にとっては、バナナがおやつに入るよう、話をしたいのです。
そんなやりとりを聞いていた、5班のハマさんは、お気に入りのお店で買い物をしたいと思ってました。まさる君達の話に混ざってきます。「あたしは買っていい場所のことを話したいよ。」
6班の人達も「たしかにそうだ」と思いました。
しかし、お気に入りのお店で好きなものを買いたいと思っている、まさる君と同じ6班のコウ君は(どちらの話も、決まらない方が自由にできるのではないか)と思いました。
「いやいや、何時までに買っていいか、について話をしようよ。」
と、6班のみんなに言いました。
こうして話がまとまらず、「何についての話をしようか」が、この日は決まりませんでした。
これが、〔付帯決議案がまとまらなかった。〕ということなのですね。
ちなみに、〔案〕が、後ろにつくのは、〔決議〕の方で、〔議決〕の後ろにはつきません。
何を話すか案を出すのが決議案ですね。