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【今日の社説】と、はてな?なワード【ソーラーシェアリング】2017/6/5


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【今日の社説 2017/6/5】

 

朝日新聞

首長の免責 住民と議会の重い責任 

ヘイト対策 根絶へさらに歩みを 

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産経新聞

安保理と北朝鮮 本格制裁への協議を急げ 

商工中金に検査 完全民営化せぬ理由ない 

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毎日新聞

アベノミクスの新成長戦略 5度目は期待できるのか 

再浮上する「大阪都構想」 焼き直しは許されない

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日本経済新聞

 サービス業の付加価値を上げるには

戦略特区テコに岩盤規制砕け 

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読売新聞

骨太方針案 人材投資の財源確保が問題だ 

中国ネット新法 言論統制は正当化できない 

社説トップページ  

 

◆◇◆◇◆◇

〔はてな?なワード〕

 

【ソーラーシェアリング】

ソーラーシェアリングとは?太陽の何を分け合うの?

と気になり、調べてみました♪

 

【ソーラーシェアリングとは】

農地の上にソーラーパネルを設置して、その土地で農業も発電事業もしようという、農地の有効活用と農家の新たな収入源とが合わさった、取り組みです。

 

【導入のいきさつは?】
今までは、農林水産業が農地を別のことに使うことを禁止していました。ソーラーパネルから地面につく支柱の部分が農地の転用ということになります。
と言うものの、放農地が毎年増えており、農業人口が減ってきているので、農業人口を増やす必要に迫られ、許可されるようになったようですね。

 

【導入条件は?】
2013年3月に
・ちゃんと農業もやり続ける
 (今までの8割くらいは収穫できるなら)
・年一回報告する
・すぐ撤去できるような作りにする
・とりあえず3年以内(問題なければ続けて良い)、一時利用として認める。
ということになりました。

 

【利点は?】
農地に日陰ができることで、作物が育たなくなるのでは?という心配もあります。
日陰ができて、むしろ収穫量があがったケースもあります。今まで太陽の光が強すぎたのでは?ということがあるそうです。
作業する方も体感温度が下がり、作業しやすくなった、というメリットも。
更に、カラス避けになってるという報告もあるそうです。

 

継続していくことで十分に利益につながり、労働負担の改善が望める画期的な取り組みで、現在は数百軒の申請があるほど注目されています。その申請のうち、何件が実現に至ったのかは不明ですが、今後も申請件数は増加するとみられています。銀行が動いたことも大きいのではないでしょうか。

 

【所感】
農業の活性化は、日本で安心して暮らすための重要なことではないかと考えてます。

日本では人口減少傾向にありますが、いったい何人なら適切、といえるのでしょうか?
その人数についても、食べ物の量が深く関わっていると予測しています。


その気になれば国内の生産で何とかなる、という状況だったら。そのことがわかっていたら、ある程度の不安感は解消され、未来への希望に繋がるのではないかと思います。

 

【個人的に気になること】
•設備が古くなったりして出てくる被害は?支柱がサビて作物に影響あたえないかなど。
•簡単には設置できるというなら、簡単に盗まれるのではないか。
•農業を補う案として魅力的に思えるが、農業そのものに対しての魅力を高めるような案も合わせて考えたい。

 

ソーラーパネルの可能性。そして今までより働きやすい農業は?ということ、今後も注目の動きですね。

 

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【社説】とは
新聞・雑誌などで、その会社の主張・意見としてのせる論説。

各新聞社の社説の読み比べの面白さについては【芸人式新聞の読み方】という本が参考になりました。こちらの記事でご紹介しております。→【芸人式新聞の読み方 】