本から学び仕事に活かすブログ。

ビジネス書の研究、社説の読み比べ、要約など。世の中の「学び」を見つけます。

仕上げ前向きで。【今日の社説読み比べ】2017/6/25㈰

おはようございます。

今朝は朝から小雨が降っています。

気圧がそれ程重くないので助かります。

今日もあなたにとって、

充実した一日となりますように。 

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もくじ

 

 

社説とは

新聞・雑誌などで、

その会社の主張・意見としてのせる論説。

 

新聞各社の、たぶん偉い人が、

日々それぞれの考え方や立ち位置をベースに、

世の中に対して小言を言ってるようだと。

 

時にガミガミと、時に淡々と。

ご意見番たちが世の中に、一言もの申す。

 

彼らは、

何の話題を、

誰に対していってる?

  

文字のエキスパートが贈る競演の日々。

比べて学べば、何かが見えてくる!? 

大手五社の社説を見比べてみます。 

 

 

 

【今日の社説 2017/6/25】

 

朝日新聞
憲法70年 公務員はだれのために

産経新聞
韓国の文政権 反日は行き詰まるだけだ 
スポーツ界と規律 範たる組織になれるのか

毎日新聞 
大詰めの日欧EPA交渉 自由貿易推進へ妥結を 
潜在化するホームレス 住居確保の政策が足りぬ

日本経済新聞
食の健康志向を脱・安売り競争に生かせ
「限定正社員」を広げる機会だ

読売新聞 
豊田氏自民離党 国会議員の劣化を放置するな
がん基本計画 予防と早期発見を徹底したい

 

【ピックアップ記事】

今日は各社ばらけた内容となっています。 

日経新聞さんは何かを後押しするような、

「前向き仕上げ」。

後ろ向きばかりでは、疲れてしまうから、

新聞さんたちには役割があるのでしょうけど、

そんな時があってもいいかもしれません。

 

★朝日新聞さんは、 

政治と官僚の関係について、

2014年にできた内閣人事局は

それまでの問題を解決するためのもの

ではあるけど、

選挙で選ばれた政治家が

公務員のエキスパートである官僚に

圧力かけることになって、

官僚の中立性がなくなっちゃったじゃん。

 

政権が官僚に圧力かけるのヤメて、

官僚は憲法15条の通り

全体の奉仕者として仕事っぷりを

国民にオープンにしてチェックしてもらう。

 

今、見直し時じゃないすか?

といってます。

 

★毎日新聞さんは、

日本と欧州連合(EU)の

経済連携協定(EPA)について、

全体としての経済効果は見込めるから

対立は残ってるけど、実現してほしい。

 

EUの野菜が日本に入ってくるなら、

アメリカ農業界は

「やべぇ、TPPやって野菜輸出させたほうがいいかも」

って考えるかもしれんし、

EU加盟国の中では「EU抜けるー」って、

思わんようになるかもしんない。

 

今逃すと長引きそうだから、

安倍首相、進めるべきっす。

といってます。

 

★日経新聞さんは、 

付加価値が高い有機食品について、

 

米アマゾンが

米ホールフーズマーケットを買収して、

付加価値の高い有機野菜を売りこんでく。

 

日本も流通の工夫次第で、

健康配慮された食品の見込みがある。

 

有機とか無農薬とか関心高まってるし、

安売り路線とは別方向行ったら、

農業とか地方を盛り上げられるんでないか。

といってます。

 

◇◆◇◆◇◆

 

各新聞社の社説の読み比べの面白さについては

【芸人式新聞の読み方】という本が参考になりました。

こちらの記事でご紹介しております。→【芸人式新聞の読み方 】