本から学び仕事に活かすブログ。

ビジネス書の研究、社説の読み比べ、要約など。世の中の「学び」を見つけます。

①稲田氏へのボール②大崎事件のこと【今日の社説読み比べ】2017/6/30

 

おはようございます。

今日もあなたにとって

充実した一日となりますように。

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もくじ

社説とは

新聞や雑誌の、その会社の主張・意見。 

新聞各社のたぶん偉いひとが、それぞれの考え方や立ち位置などをもとに、日々、世の中にお小言をいっているよう。 

時にガミガミと。時に淡々と。賢者たちが一言もの申す。 何の話題を?誰に対して? 

文字のエキスパートたちの共演の日々。大手5社の社説の読み比べで学びます!

 

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【今日の社説 2017/6/30】

 

朝日新聞
性犯罪厳罰化 重い課題がなお残る
韓国の民主化 歩み30年不断の進化を

産経新聞
日欧EPA 大局的見地で合意逃すな
車いすと搭乗拒否 共生社会への好機にせよ

毎日新聞
大崎事件で再審開始決定 すみやかに名誉の回復を 
香港返還から20年 閉塞感を強めさせた中国

日本経済新聞
企業は株主との対話深め経営に磨きを 
イロハのイが分かっていない

読売新聞 
稲田防衛相発言 政治的中立に疑念持たれるな
大崎事件再審 自白頼みの脆い立証の結果だ

 

【ピックアップ記事】

 

稲田防衛相の発言について

昨日は、朝日新聞さんと毎日新聞さんが取り上げてました。本日は2社が取り上げてます。

日経新聞さん、なんとやはり矛先変更ワザを使い取り上げてます。昨日2社はライズボールのように上方向の、安倍総理に向けて放ってましたが、日経新聞さんは横方向へスライダーを投げたようです。

私的に注目してるのは読売新聞さん。普段なら与党には投げないような、どストレートを稲田氏に放ちました。

このどストレートの意味するものは何でしょう?

 

★日経新聞さんは、

稲田朋美防衛相の発言について、

お粗末。「自衛隊、防衛省に対する感謝の気持ちを伝える」って言い訳してるけど、いやいや弁護士出身でしょ、それ言っていいかどうか、法律の学んだひとがイロハのイもわからんってもう失格っすわ。安倍首相も続投させないでしょ。

お粗末といえば、豊田真由子議員の秘書への暴言・暴行。エリートの意味、はき違えてるよね。もう次の選挙出ないよね。

なんか安倍自民党が大敗した2007年の風景みてるみたいだわ。

といってます。

 

★読売新聞さんは、

首相の任命責任にまで及ぶ事態を招いた稲田防衛相について、

安倍首相からは将来の首相候補と引き立てられてたのに。「イロハのイもわからん」と避難されるとか、防衛相就任以降、言動やばいが、おごりかい?強く反省してほしい。

といってます。

 

大崎事件について

2社が取り上げています。

誰に、もの申されているかが分かれてます。

 

★毎日新聞さんは、

原口さんの名誉を失うこととなった、38年前の「大崎事件」の脆弱(ぜいじゃく)な証拠について、警察は、客観的な証拠無いのに無理やり犯人に仕立てたのではないか。

司法だって30年経ってから証拠出すってタイマン。

裁判所だって、弁護団が検察官に証拠出してって何度も言ってたのに応じないとか。
検察は「2週間以内に不服っす」って即時抗告をしないで、裁判をやり直しに応じるべき。
といってます。

 

★読売新聞さんは、

大崎事件での自白頼みの立証のもろさについて、

新たな証拠が出たから裁判やり直すのは理にかなってるね。

言った言わないを分析して判断された今回の件は異例で、自白の信用性を失わせた弁護側の戦略が結果を出した。

検察がずっと出さなかった証拠を、地裁が積極的に証出してねって促したのは適切ね。

自分勝手な証拠の出し方は罪に繋がるけど、国や自治体が集めさせた証拠は、みんなのもの。検察さん、わかってね。

といってます。

 

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日経新聞は、○○なおじさん!?

新聞読み比べの面白さはこちらの記事→

【芸人式新聞の読み方 】

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