社説とは新聞社の意見・主張。
何の話題に対して、どういう視点からもの申しているのか。
新聞大手5社の社説を読み比べて要約します。
もくじ
参議委員の閉会中審査、加計問題について3社が取り上げてます。
朝日新聞さんは、安倍首相それまだ丁寧とは言えんわと申され、
産経新聞さんは、泥試合っすわと申され、
読売新聞さんは、安倍首相が指示したり行政ねじ曲げたのかが論点だけど、ところで稲田氏は防衛省の混乱収めてね。と最後に論点をねじ曲げております。
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2017/7/26(水)5社の社説と要約
朝日新聞
閉会中審査 裏付けなき政権の弁明
安倍首相がいくら低姿勢になったとしても、根拠ない説明じゃ丁寧とは言えないよね。
疑惑を払いたいなら記録探させたら?行政文書管理のルールも見直さなきゃ。
野党からの臨時国会招集には応じてね。自民党が20日以内に招集するって憲法改正草案を5年前に出したでしょ。
白鵬の新記録 たたえるばかりでなく
今後引退して、もし親方になるのだったら、日本国籍にしなきゃいけない。伝統や様式美をちゃんと伝えたいが為のようだけど、国籍とは関係ないよね。
親方になる資格はかつて数億円で取引されてたよね。今は協会が管理してるけど、実態はどこまで良くなっているのか分からない。
相撲業界の将来に向けて、どういった仕組みを作れば良いのか。考えるには良い機会じゃない?
産経新聞
水掛け論には終止符を打て 閉会中審査、いったい何をやっているのか
昨日までの2日間、閉会中審査は、加計学園のことばっかりだったね。与党が豪雨問題とか拉致問題などの議題が出たけど。
加計学園の件はいいかげんにして欲しいよな。もう泥試合で、政治への不信が増すだけだよ。安倍首相が低姿勢になったのが数少ない成果かもね。
出光の大型増資 企業価値を高める再編に
出光の経営陣と創業家の対立が一年続いてるけど、流れが経営陣に向いてきたね。経営陣の主張が全面支持された訳じゃないけど、昭和シェルと合併して生き残りを掛ける選択肢を選ぶのは分かるし。ずっと内部で混乱してたら、企業価値も下がるでしょ。
毎日新聞
民進・野田幹事長が辞任へ 何を目指してのけじめか
民主党の再生の見通しを欠いてることが一番の問題で、蓮舫氏を続投させる為の身代わりになったようにしか感じられない。何を目指しているのかな?
党解体の不安もあるし、蓮舫氏は新幹事長を決めて方向性をハッキリさせなきゃね。
犯罪被害者への給付拡充 社会全体で支える一歩に
犯罪被害給付制度において、親族間の事件での給付条件は緩くして、親を失った子供に対しては強化しようと、有識者会議から意見が出ているね。
家族間の事件では、社会の納得を得られないから支給の対象にならない。
夫の暴力から逃げてきた妻や実家の家族が被害にあっても給付されないし、夫婦間で殺人があった時の子供には給付の制限がある。
夫婦間の事件で親を失った18歳未満の子供にこそ、社会が助けなきゃね。
被害者対策はまだ不完全だから、精神的、経済的に厳しい遺族にどのようにして長く支援できるかが課題だよ。社会全体で助けていくことが必要でしょ。
日本経済新聞
厳格な漁獲管理で新興国の乱獲を防げ
政府は北太平洋漁業委員会で、サンマを獲りすぎないための漁獲枠導入を提案したけど、中国などが反対したよね。
でもまず日本がちゃんと管理してるとこ見せなきゃ。クロマグロ漁獲量が規定越えちゃったよ。そういうことが他の資源保護に影響されるよね。
パレスチナ和平交渉の再開を
イスラエルが東エルサレムなどを占領してから50年となる。パレスチナが独立してイスラエルと共存できる和平交渉が再開できるよう、国際社会が動いていかなきゃ。
読売新聞
参院閉会中審査 決め手を欠いた「加計ありき」
首相が加計の計画をいつ知ったかはポイントだけど、学園に援助させる指示や、 行政をねじ曲げた事実があったかのほうが重要。
野党の質疑で加計ありきだったかの決定打は無かったけど、政府の疑惑も消えた訳ではない。
一方、稲田氏は日報問題をちゃんと説明して、防衛省の混乱も収めなきゃね。
テレワーク推進 柔軟な働き方ができる社会に
通勤不要のテレワークなら、長時間労働の対策にもなりそうだし、女性の就労促進や父親の家事や育児参加にも繋がりそう。人も集まりやすくなるんじゃない?効率1.6倍出るって調査結果が本当なら企業としても良いよね。
ただテレワーク向きの仕事がなかったり、労務管理とかパソコンのセキュリティ問題とか対策必要だよね。
社説参照先一覧
朝日新聞・社説トップページ
産経新聞・社説トップページ
毎日新聞・社説トップページ
日本経済新聞・社説トップページ
読売新聞・社説トップページ
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先週一週間の社説を振り返る記事はこちら↓
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