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自公勝利するも…4社。|社説読み比べ[2017/10/23(月)]

~毎日更新中~

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「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!

大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)の社説を要約します。 

《記事比較》自公勝利するも

今回は野党が崩れて自滅してしまった。そんな意見が主流です。

リベラルな朝日新聞さんと毎日新聞さんに加え、日経新聞さんも安倍政権にクギを刺します。

産経新聞さんの一番関心は、やはりいつものスタイル通りに北朝鮮問題でした。

 

朝日新聞

勝ったとは言え、首相続投に疑問の声は多い。 

産経新聞

浮かれてる時間はないよ。まずは防衛強化。 

毎日新聞

安倍一強におごらず。 

日経新聞

首相信頼できないって声は多いよ。 

読売新聞

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 要約の方法についてはこちらの記事にて↓

www.daishibass.com

 

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では今日の各社社説を要約します。

 

朝日新聞

政権継続という審判 多様な民意に目を向けよ

大義なき解散には、首相が勝った。ただし朝日の世論調査では、安倍首相の続投は望まないという声や、自民党だけが強い状態を望んでいないという声が、それぞれ望む声より上回る。

ただ今回は野党が潰し合う形になった。

立憲民主党の伸びは心にとどめるべき。「上からの押さえつけ型の政治か、下からのボトムアップか」。枝野代表の訴えは、安倍政権とのハッキリとした対立軸になるだろう。

今回の選挙で、首相は勘違いしてはならない。まず行われるべきは、森友・加計問題の追求だ。

政権のおごりと歪みを、首相自ら正すことが求められる。

 

産経新聞

自公大勝 国難克服への強い支持だ 首相は北対応に全力挙げよ

基盤を固め直した首相がまず行うべきは、北朝鮮問題の取り組みである。圧力だけでなく、何か起きた際のために、備えを固めておかなくてはならない。

もう一つの国難、少子高齢化については、どう組み立て直すか、全体像を示せなかった。予算を増やすだけでは許されない。徹底して無駄を省かなければならない。

政府与党には、勝利に浮かれている時間はない。

 

毎日新聞

日本の岐路 「安倍1強」継続 おごらず、国民のために

安倍政権が憲法改正を目的地としているのは間違いない。首相は9条に自衛隊を存在させたいと言ってきた。

実力組織を憲法にどう位置づけるか議論がすることについて、私たちは否定していない。ただし安全保障法制のようにゴリ押しで通すなら、それこそ国の進路を間違える。国民に信頼されない改憲ほど危険なものはない。

今回は野党が弱かった。国会に緊張感を生むには野党の姿勢が問われる。建設的な議論を望む。

 

日本経済新聞

安倍政権を全面承認したのではない

今回の選挙を一言で総括すれば、野党の自滅だ。安倍政権を全面的に認めたなんて勘違いをしないでほしい。ほとんどの調査で「首相の人柄が信用できない」が大きい。

これから業績をあげれるかどうかだ。 

 

読売新聞  

 

各社社説の参照先 

朝日新聞  →社説トップページ

産経新聞  →社説トップページ 

毎日新聞  →社説トップページ 

日本経済新聞→社説トップページ

読売新聞  →社説トップページ 

 

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