「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!
今日の新聞社説読み比べは、テーマを一つに絞ります。
横田めぐみさん拉致から40年
横田さんが北朝鮮に拉致されて40年という長い年月が経ちました。今週は3社が取り上げています。
今日取り上げた朝日新聞さんは、「北朝鮮への圧力路線は行き過ぎてきているから、対話方向に持っていこう」という意見に切り替わってきていました。今日の社説では、対話路線を拉致問題にも絡めていきます。
北朝鮮や中国に一番敏感であろう産経新聞さんは、11/15の社説では「日本が主体となって解決するしかない。」としていました。少しさかのぼり8/17の社説では「核・ミサイルで混乱する北朝鮮問題に乗じて、拉致問題まで切り込んでいくぐらいのしたたかさが欲しい」と強引なご意見まで示していました。
では、朝日新聞さんの今日の社説を要約します。
朝日新聞
2017/11/17《日本人拉致 落胆の日々に終止符を》
拉致は国家的な犯罪であり明らかな反人道的行為。
金正恩(キムジョンウン)氏は、父の金正日氏が犯行を認めて謝罪したことの意味を考え、誠実な対応を取るべき。
今、北朝鮮に対して積極的に圧力を働きかけているけど、拉致問題には対話が必要。制裁を緩めることも視野に入れて、北朝鮮を動かす工夫がほしい。
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以下、社説を振り返ります。
産経新聞 2017/11/15
《拉致40年 母の悲痛な思いに応えよ》
日本自身が主体に動くしかない。
毎日新聞 2017/11/15
《めぐみさん拉致から40年 解決への粘り強い努力を》
国際的に関心が高まっているから、この流れを解決に繋げていきたい。
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要約の方法についてはこちらの記事にて↓
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各社社説の参照先
朝日新聞 →社説トップページ
産経新聞 →社説トップページ
毎日新聞 →社説トップページ
日本経済新聞→社説トップページ
読売新聞 →社説トップページ
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