本から学び仕事に活かすブログ。

ビジネス書の研究、社説の読み比べ、要約など。世の中の「学び」を見つけます。

これが文字のプロのブーメラン話法か!?【今日の社説】2017/6/13

 

みなさん、おはようございます。

東京は朝から雨模様。

肌寒いので、薄着では過ごせなさそうです。

 

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もくじ

 

社説とは

新聞・雑誌などで、その会社の主張・意見としてのせる論説。

 

新聞各社の、たぶん偉い人が、日々それぞれの考え方や立ち位置をベースに、世の中に対して小言を言ってるようだと。

 

時にガミガミと、時に淡々と。

ご意見番たちが世の中に、一言もの申す。

 

新聞さん達が、

何の話題を、

誰に対していってる?

 

比べて学べば、何かが見えてくる!? 

大手五社の社説を見比べてみます。

 

【今日の社説 2017/6/13】

昨日は新聞お休みでしたね。

今日は、各社取り上げてる話題がばらけてます。

 

朝日新聞

過疎地の自治 向上目指し広く議論を 

文政権1カ月 日米との連携を基本に

社説トップページ

 

産経新聞

財政健全化目標 規律を緩める理由あるか 

英保守党敗北 「安定」への歩み止めるな

社説トップページ 

 

毎日新聞

「加計」文書で文科省が再調査 なぜ内閣府は調べない 

女性研修医の死 医療現場の疲弊なくそう

  →社説トップページ

 

日本経済新聞

国際競争力高める漁業の構造改革急げ 

新風への期待映す仏下院選

社説トップページ

 

読売新聞  

0増6減法成立 衆院新区割り周知に万全期せ 

カタール断交 対立の連鎖に歯止め掛けたい

社説トップページ  

 

【ピックアップ記事】

 

朝日新聞さんは、

過疎地域について

代表を選挙で選ぶ議会

をやめて、

全員で話し合う町村総会にする

 

ことについて、それだけではなく

どうしたら良いかという視点

を変えてないと衰退が止まらない

と、いっています。

 

産経新聞さんは、

財政策について、

「出費抑えて収入増やそう」

という今までの目標に、

 

「全体の比率をよくしよう」

というような新たな目標を

2つの一緒にやるとか、おかしくない?

 

ただでさえ最初の目標難しくて出来てないのに

ブレるじゃん。

というようなことを言っています。

 

そして、 英国の総選挙の記事。

「安定」への歩みを止めるなと、いかにもイギリスに向けられた言葉のようです

が、やがて矛先が変わっていき…

日本に対してのお小言に。

 

それはまるで、上司の小言が他企業に向けられると期待した、まさる君(仮名)

が、矛先Uターン!自分に向けられ

 

「俺かいっ!」

 

となったような。

これが…ブーメラン話法というものなのか!?

 

そんな感じです。

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆

 

各新聞社の社説の、

読み比べの面白さについては

【芸人式新聞の読み方】という本が参考になりました。こちらの記事でご紹介しております。→【芸人式新聞の読み方 】