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ビジネス書の研究、社説の読み比べ、要約など。世の中の「学び」を見つけます。

変化とは、線と線との間にある点【今日の社説読み比べ】2017/6/17

みなさんおはようございます。

 

ものごとを見ようとした時、

変化点あたりに注目することは、

なかなか重要ポイントではないか

と感じる今日この頃です。

 

変化の後に動いたもの。

ここに何かがある。

 

決まりが変わった後に、

まず何が動いたか。

それは、本当は、なんでか。

 

そんな風に感じさせる、

今日この頃です。

 

今日もみなさんにとって、充実した一日となりますように。



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もくじ

 

 

社説とは

新聞・雑誌などで、

その会社の主張・意見としてのせる論説。

 

新聞各社の、たぶん偉い人が、

日々それぞれの考え方や立ち位置をベースに、

世の中に対して小言を言ってるようだと。

 

時にガミガミと、時に淡々と。

ご意見番たちが世の中に、一言もの申す。

 

新聞さん達が、

何の話題を、

誰に対していってる?

  

文字のエキスパート達が贈る競演の日々。

比べて学べば、何かが見えてくる!? 

大手五社の社説を見比べてみます。 

 

【今日の社説 2017/6/17】

朝日新聞
加計学園問題 閉会中審査が不可欠だ
加計学園問題 「義家発言」の危うさ

産経新聞
PKO法25年 「貢献」は人のためならず 
「加計問題」調査 不信招く対応を断ち切れ

毎日新聞
「加計」問題で集中審議 苦しい弁明だけだった
天下り違反の疑い27件 省庁名も公表しないとは

日本経済新聞
米の緩やかな利上げは長期安定に貢献
「共謀罪」は厳格な運用を

読売新聞
性犯罪厳罰化 被害者の泣き寝入りを防げ
FRB利上げ 「出口戦略」は柔軟かつ慎重に

 

【ピックアップ記事】

加計学園の記事が今日も集まってます。

 

朝日新聞さんは、

加計学園の件について

2つの見出しにしてます。

1つ目は、

いいわけが矛盾してるよね、

国民がナットクする説明、

首相はその責任があるよね、といっています。

 

2つ目は、

加計学園についての見出しですが、

情報開示についてもの申されるものの、

加計学園を例としつつ

内部告発の制度そのものについて、

ちゃんとしていかなきゃね。

という流れに持っていくという

方向転換ワザ。

 

見出しにインパクト感出しつつ、

そもそも論で本質にたどり着く、

ということなのでしょうか。

 

産経新聞さんは、 

加計学園の件について、

対応がわちゃわちゃしてるし、

説明もなんかおかしいから、

みんな混乱するではないか。

どうなの?

 

首相が、特に何も

やましくないというなら

最初からずっと

堂々としてたらよいのである。

といってます。

 

毎日新聞さんは、 

加計学園の件について、

話し合いの最終日に、

やっとちゃんと始まった…

でもこれで しゃんしゃん、

はい終わり って

訳にいかないよね?

国民はナットクしないし、

首相だってそう思いますわな

といっています。 

 

そして、もう一つの記事、

天下りの見出しの方では、

 

加計学園で政府おかしいって

いわれてる時に、

会議の終わり間近というタイミングでの

天下りの疑いの報告って…

うやむやに終わらせたらいかんね、

といった絡め方をしてます。

 

 

読売新聞さんは、

性犯罪厳罰化の件について、

110年という長い年月を経て、

やっと大きく見直されて、

だいぶ遅いけど、大きな前身だ。

今後ももっと進めよう。

といってます。

 

 

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 社説の読み比べの面白さについては

こちらの記事でご紹介しております→

【芸人式新聞の読み方】

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