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民進党前原新代表に5社、東芝迷走に2社。|社説読み比べ2017/9/2(土)

 

~毎日更新中~

9.2

社説とは新聞や雑誌の意見・主張。

新聞各社のたぶん偉い人たちがまるでお小言のように、時にガミガミと、時に淡々とモノ申す。どの話題の?誰に?どんな論点で?

文字のエキスパート達による競演の日々!新聞大手5社の社説を読み比べて要約します。 

もくじ

《記事比較①》民進党前原新代表

民進党が前原新代表に決まり、新聞社説の方では盛り上がりを見せました。5社が、ああだこうだとモノ申してます。

 

朝日…野党第一頭の役割を一歩一歩進めてね。

産経…なぜ北朝鮮の驚異に触れなかったか。共産党とは関係を見直して。

毎日…右左でなく、まん中空いてるから埋めてね。

日経…ラストチャンスと覚悟を持ち臨むべし。

読売…安保関連法廃止に踏み込むってどうよ。

 

では各社社説の要約をします。

朝日新聞

前原民進党 愚直に、一歩一歩前に
前原氏が肝に銘じるべきは、野党第1党の使命の重さであり、すべての議員にも自覚が求められる。

与党を監視し、政策を検証して別の解決策を提示する。野党の役割を一歩一歩進めるしかない。

野党勢力が時期総選挙において連携をどうするのか。軸をつくる責任は野党第1党にある。

バラバラ体質の党運営も課題となる。

 

産経新聞

前原新代表 党再生は危機の直視から
「新たな選択肢」を示す決意を表明した前原氏の意気は買う。

安全保障通を看板にしてきた政治家だが北朝鮮の脅威への対策を何も示さなかったことに驚く。共産党とは早期に関係を見直すべきだ。

現実路線に踏み出してこそ、民進党は国民の役に立てる。

 

毎日新聞

民進党新代表に前原氏 「ど真ん中」の空白埋めよ
旧民主党の時から「穏健な保守層」側を狙ってきた。野党転落後は安倍政権に対抗する形で左側に軸足を置きがちだった。

最大の争点となった共産党との協力は、政策理念を元とした論争を期待したが、戦術論に終わったように見える。

政策の肉付けをし安倍政権との差別化が必要だ。

党の意見が分かれるにせよ、決めた事をまとまって実行する自民党の強さは見習うべき。

前原氏の本気度が試される。

 

日経新聞

党再建へのラストチャンスだ
執行部と所属議員とで危機感の共有ができなければ再建は見えない。

7月の東京都議選による「都民ファーストの会」の躍進は、民進党の存在感を薄くさせた。アベノミクスへの説得力のある対抗案は、いまだに見えない。

前原氏の「目先の選挙協力よりも理念と政策の旗印を鮮明にすべきだ」との主張は説得力があった。

前原代表はラストチャンスとの気構えで、党再建を示し、安倍政権との対立軸を明確にしてほしい。 

 

読売新聞

前原民進新代表 野党共闘の見直しが試金石だ
前原氏は現実的な路線を示し、保守・中道系の支持を得た。

共産党との共闘をどう見直すかに注目する。

前原氏が安全保障関連法廃止に踏み込んだのは疑問だ。日米関係を迷走させた過去の失敗は忘れたのか。

まずは建設的に、自民党への対抗軸を示すことである。

 

《記事比較②》東芝の再建に迷走続く

稼ぎの良い子会社を売却し、目の前の財政難から脱却を目指す東芝。どこに売却するかを決められず、迷走が続くと周りから言われます。

毎日新聞と読売新聞の2社が取り上げました。

 

毎日新聞

半導体売却先送りの東芝 いつまで迷走が続くのか
東芝は株式上場を続けるのに欠かせない半導体子会社の売却先決定を先送りにした。

日米韓連合にするのか、ウエスタン・デジタルにするのか、絞り込めない。

重要な経営判断をする時、経産省や銀行の意向に依存ぎみの傾向がある。

企業統治力を高め、迷走から脱出すべき。

 

読売新聞

東芝再建策 経営陣の迷走ぶりが目に余る
株主や取引先に悪影響を及ぼさぬよう一刻も早く事態を収拾すべき。

「調整型」と評される綱川社長の決断力不足は否めない。

どこに売却するにしても、最大の障壁であるWDとの対立解消が急務である。

不適切会計の発覚後、企業体質は改善しているのか。今秋以降に結論が出る見込みだが、ハードルは高い。

経営陣は再建の全体像を明らかにし、市場の信頼回復に全力を注がねばならない。

 

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では、その他今日の各社社説を要約します。

 

朝日新聞

前原民進党 愚直に、一歩一歩前に

《記事比較》を参照。 

  

谷口さん死去 被爆者のバトン未来へ

長崎で60年以上にわたり被爆者運動を先導した谷口稜曄さんが、88歳で亡くなった。

「核兵器のない世界」はまだ遠い。命をかけたバトンを引き継ぐのは、生きる世代の役割だ。

北朝鮮の核実験など、世界では核兵器の力に回帰するかのような動きがある。犠牲者を再び出してはならない。廃絶への流れを太くしていきたい。 

 

産経新聞

6大会連続W杯 「夢」の現実化に学びたい

W杯そのものが遠い存在だった時代から「ドーハの悲劇」を経て、98年フランス大会で初出場を果たして以来、連続出場を続ける。快挙である。

海外移籍で国内空洞化を懸念する声もあるが、「まだ足りない」と世界進出を後押しする姿に、一つの理想型を見る。

6大会連続のW杯出場から、夢を見ること、掲げること、成功を信じることを学び、来夏の本大会で暴れまくってほしい。

 

前原新代表 党再生は危機の直視から

《記事比較》を参照。  

 

毎日新聞

半導体売却先送りの東芝 いつまで迷走が続くのか

《記事比較》を参照。 

 

 

民進党新代表に前原氏 「ど真ん中」の空白埋めよ

《記事比較》を参照。  

 

日本経済新聞

原子力規制委は新体制で透明性高めよ

原子力規制委員会の委員長が、田中俊一氏から更田豊志に引き継がれる。

田中氏は原発推進派と反対派の意見に挟まれながらも、安全確保へ厳しい注文をつけ続けた。規制委員の勧告で、電力会社は自発的に6基の廃炉を、政府は高速増殖炉もんじゅの廃炉を決めた。

更田氏は路線を引き継ぐとみられる。安全性への姿勢は貫き通してほしい。

審査の長引く原発への対応と、情報公開や地元への説明が課題となる。

 

党再建へのラストチャンスだ

《記事比較》を参照。 

  

読売新聞  

前原民進新代表 野党共闘の見直しが試金石だ

《記事比較》を参照。 

  

東芝再建策 経営陣の迷走ぶりが目に余る

《記事比較》を参照。 

 

 

社説参照先一覧 

朝日新聞・社説トップページ

産経新聞・社説トップページ 

毎日新聞・社説トップページ 

日本経済新聞・社説トップページ

読売新聞・社説トップページ 


社説を読み比べて要約すること。 

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