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「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!
大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)の社説を要約します。
《記事比較》今日は衆院選投票日です
5社が取り上げます。
朝日新聞さん、毎日新聞さん、読売新聞さんは社説二枠を使いました。
朝日新聞
棄権はだめよ。 政治家がジコチューかどうか、判断しよう。
産経新聞
投票ができるって権利を使わなきゃもったいないよ。 特に若者ね。公正にできない国もあるんだし。
毎日新聞
最も望ましいと思えそうなところに投票してね。人柄で決めてもいいし。
日経新聞
だいたいの予測が見えて萎えるかもだけど、ひっくり返ることもあるよ。
読売新聞
アベノミクス、少子高齢化、安全保障などが投票の判断基準。
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では今日の各社社説を要約します。
朝日新聞
衆院選 きょう投票 棄権なんてしてられない
最大の争点は安倍一強にあると社説で主張してきた。仮にあと四年続くと想定しよう。「アベノミクスの加速」は財政の健全化という難しい問題に有効に働いているだろうか。原発は、未来への道筋が描けているのか。憲法は改正へと動かすだろう。その覚悟は国民にあるのか。
とはいえ、選ぶことの重さにたじろぐ必要はない。忙しい日々の中、複雑な政治には、政治家が従ってるのは己の野望か世の中のルールかを、判断するだけだ。
さあ一歩を。
産経新聞
衆院選きょう投票 「未来」への機会生かそう
周囲の国を見渡せば、公正で自由な選挙が行われている国ばかりではない。民主主義の機会を使わなければ、もったいないではないか。
少子高齢化には十分な解決策が並んだとは言えないが、とりわけ若者たちは自身のニーズを反映させる為、積極的に投票に行くべき。
日産と神鋼の不正 安全の基本損ねる背信だ
日産自動車、神戸製鉄所ともに、日本を代表する大手メーカーだ。社内不正が当たり前になっていたのだろうか。世界の信頼を失う行為に深く反省してほしい。
原因を徹底解明するのは当たり前だが、口先だけでは見放される。
毎日新聞
日本の岐路 衆院選きょう投票 「安倍1強」の継続か否か
今回は安倍首相の1強体制を続けても良いのかが問われている衆院選だ。内閣人事局が、もの言えぬ官僚を産んだ。森友・加計はその象徴だ。国会は軽視され、安全保障法制など強引に成立させた。森友・加計疑惑が疑われるなかの解散だった。首相の都合を優先したのだろう。
今回の選択は難しいが、自分が最も望ましいと思える状況に、少しでも近づける為の投票ともいえる。人柄を優先するのも良いだろう。
日本経済新聞
節目の選択「お任せ民主主義」に決別を
報道各社から獲得予想議席が報道され、だいたいわかった選挙戦への関心が薄れてしまったのは確かだ。だが予想が大いに外れた時もある。
投票という権利を使わない手はない。棄権とは多数派に無条件で任せることを意味する。
株価の連騰が企業に促すもの
景気や企業業績の伸び、日本企業の競争力向上に対しての期待が株価の連続上昇の背景にある。だが投資や賃上げには繋がらず、実感がないとの声が多い。賃上げも優秀な人材を得るための先行投資と捉える投資家もいる。
戦略的な投資で収益基盤を固めるのは有効なはずだ。
読売新聞
きょう投票 日本の針路を正しく定めたい
アベノミクス、少子高齢化への対応、安全保障などが投票の判断材料となろう。安全保障については、自衛隊がより広い支持を得て、米艦防護などができる意義は大きい。北朝鮮問題の脅威が高まる中で、日米の関係を強化させる意義を再認識したい。
憲法改正についても、各党の目指すところも投票の参考にしたい。
森友・加計問題は、首相の説明責任に対する評価が問われるだろう。
各社社説の参照先
朝日新聞 →社説トップページ
産経新聞 →社説トップページ
毎日新聞 →社説トップページ
日本経済新聞→社説トップページ
読売新聞 →社説トップページ
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