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「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!
大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)の社説を要約します。
《記事比較①》東京五輪1000日前。テンション上がらず。
1000日前となった東京オリンピック。高まらない機運に、2社がご意見されます。産経新聞さんはもっともっとワクワクしたいっと、かねてより社説でおっしゃってます。
産経新聞
真の意味でワクワクを作るのは国民です。
毎日新聞
各地で盛り上げていく節目としましょう。
《記事比較②》希望と民進はどこへ
衆院選でビシッと決められなかった希望と、民進合流組。 保守、改憲派の産経新聞さんと読売新聞さんが、クギを差すようにモノ申します。
産経新聞
そのまま保守を続けてくださいな。
読売新聞
改憲ヤダとか今更言い出す人、おかしいでしょ。
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要約の方法についてはこちらの記事にて↓
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では今日の各社社説を要約します。
朝日新聞
アスベスト禍 本格救済に乗りだせ
アスベスト問題の深刻さが改めて浮き彫りになる。70~90年代、大量に吸い込んだ建設労働者がいま、苦しみながら亡くなっている。今後も被害が広がる見込みだ。
国と関連企業は、本格的に救済に動くべきだ。
スポ庁2年 存在意義が問われる
スポーツ庁が出来て2年。影が薄い。例えば「総合型地域スポーツクラブ」計画は貧弱な実態だ。スポーツ庁は体制立て直しを考える。クラブ側も存在意義を明らかにすべき。
自治体や各省との橋渡し役ともなるべきスポーツ庁は、理想と現実の溝が深い。
産経新聞
希望の党 民進回帰では不毛すぎる
小池人気にすがって当選した元民進党がすべきことは、恩義を忘れて小池氏に恨みをぶつけることではない。民進に戻ることでもない。掲げた改革保守に肉付けしていくことだ。
小池氏にしても国会議員に丸投げするのでは無責任すぎる。
東京五輪1000日前 もっとワクワク待ちたい
オリンピック1000日前の割に、機運の高まりが見られない。小池都知事の迷走も水を差した。開会式までその座にいるかも危うい。
真の意味で大会を支えるのは国民一人ひとりだ。どう参加するか考えたい。
毎日新聞
スバルでも不正発覚 日本ブランドを揺るがす
日産の不正と同じ無資格者の検査が発覚した。国際的な不信の広がりが懸念される。日本の競争力は、誠実な仕事ぶりに支えられる。
問題を起こした企業は、信頼回復を急ぐべき。ほかの企業も、点検につとめてほしい。
東京五輪まで1000日 機運を高めていく節目に
各地域ではすでに参加国との交流がある。多くの地域にホストタウンの名乗りを上げてほしい。100日かけて走る聖火ランナーが始まればまた機運が高まるだろう。
更なる経費削減も求められている。遅れはもう許されない。
日本経済新聞
欧州中銀は混乱なき緩和縮小を探れ
不況のときにお金を借りやすくする金融緩和政策について、米連邦準備理事会(FRB)に続き、欧州中央銀行(ECB)が方向転換していくことを決めた。
世界経済は堅調。市場がどんな反応をしていくか注意が必要だ。
課題多い第3期がん対策計画
米欧のガン診断・治療では、ゲノム(全遺伝情報)を調べるのが当たり前になってきている。日本はかなりの遅れがある。人材不足と育成が課題だ。
受動喫煙も計画の焦点となる。健康増進法改正案が通ってから、目標をそこに組み込もうとしているが、順序が逆だ。
読売新聞
商工中金不正 公的金融の意義を問い直せ
まさに組織ぐるみの不祥事だ。元経産次官の現社長は、早期に辞任し、後任を民間から選ぶ方向。当然の対応だ。天下り先となったいた慣行を改めねばならない。
そもそも危機対応融資はいらないという声もあるが、枠組みは残しておきたい。
前原代表辞意 民進はどこへ向かうつもりか
野党結集に失敗した前原氏が責任を取るのは当たり前だ。賛成していたくせに後から批判する者は、筋を曲げてでも小池人気にすがったその対応に反省すべき。
改憲容認を今更ひっくり返そうする動きはあり得ない。決めたことを守らない。後から文句言う。これでは信頼は得られない。
各社社説の参照先
朝日新聞 →社説トップページ
産経新聞 →社説トップページ
毎日新聞 →社説トップページ
日本経済新聞→社説トップページ
読売新聞 →社説トップページ
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