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「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!
大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)の社説を要約します。
《記事比較》第71回読書週間です
10月27日〜11月9日は読書週間。標語は「本に恋する季節です!」です!
2社が取り上げました。
産経新聞
子供の頃、ウキウキして絵本を手にした時の、そんな気持ちが読書習慣を育むんだろうね。
毎日新聞
若い子には、本を身近に感じて欲しいね。人生を豊かにするよ。
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要約の方法についてはこちらの記事にて↓
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では今日の各社社説を要約します。
朝日新聞
指導死 教室を地獄にしない
教師のいき過ぎた指導で、生徒を死に追いやることを遺族たちは指導死と呼ぶ。
生徒本人に事実を確認しない。言い訳を聞かない。長い時間拘束する。複数で取り囲む。そんな共通点がある。
言葉による心への暴力だ。
がん基本計画 めざす目標をはっきり
今後6年間の方針となる「第3期がん対策推進基本計画」には具体的なことが少ない。大切なのは患者のニーズに応え、生活の質が上がる診察が、現場でどれだけ行われるかだ。
受動喫煙は会社、家庭、飲食店でゼロにすべきと社説でさんざん言ってきた。
産経新聞
韓国教授に有罪 言論を封じる不当判決だ
ソウル高裁で、慰安婦問題を扱った著書『帝国の慰安婦』が名誉毀損になるとし、朴教授が有罪だと判決された。自由な言論をさせない不当な判決だ。
反日感情によって解決済みの問題が蒸し返される。上告審では冷静さを求めたい。
街の書店 「伴侶」に出会う季節です
東京は神田神保町。読書週間に合わせて恒例の「古本まつり」(11月5日まで)が行われている。だが書店の減少に歯止めがかからず残念だ。
子供の頃、絵本を手に取った時の弾むような気持ち。読書の習慣とは、そんな経験を通じて育まれていくに違いない。
毎日新聞
衆院選後の国会 首相の謙虚さが試される
安倍首相は選挙のあとも「謙虚に」「真摯に」と繰り返す。一方、自民党から国会での質問時間の配分において、野党からの時間を減らす意見が出る。反対だ。森友・加計問題も、決着がついたと言わんばかりの姿勢を示すが、全くそんな事はない。
第71回読書週間 本との出合いを広げたい
文学賞は本と出会うきっかけになる。そこから別ジャンルにも繋げたい。毎日新聞の調査で気がかりなのは、図書館の利用も小中高と進むにつれ減る傾向があることだ。
本は人生を豊かにしてくれる。若い世代に身近に感じてほしい。
日本経済新聞
米IT企業の決算が示す株高持続の条件
世界の株式市場が上向き傾向を保っている。米国の好調な企業成績が要因の一つ。上昇が長続きするので警戒感も高まってきた。注意深く収益性を見る必要がある。
日本企業も競い、グローバル化と構造改革を続けることが、株価上昇と景気回復に必要。
福島復興へ汚染土の処理急げ
福島原発の事故で出た放射性物質を含む汚染土を、30年間保管する中間貯蔵施設が福島県で稼働した。ただ国は予定の4割の土地しか獲得できてない。地権者の理解も必要だ。
最終的にどうするかは未定。汚染土を減らす技術開発にも力を入れるべき。
読売新聞
いじめ10万件増 兆候の早期発見で深刻化防げ
いじめの見極め、掘り起こしを例年より注意して行ったことも増加の原因のようだ。大切なのは、早く見つけて即対応することだ。
教師一人で抱えない態勢作りが大切。道徳の授業でいじめはダメだと言い続けることも必要だ。
モーターショー 電気自動車は未来をひらくか
今年のモーターショーで目を引くのは電気自動車(EV)だ。トヨタも重視する姿勢を見せた。EVが次世代車の主役になる可能性が高い。業界の垣根を越える必要がある。
自動運転の実用化の意義も大きい。品質の信頼が大前提だ。
各社社説の参照先
朝日新聞 →社説トップページ
産経新聞 →社説トップページ
毎日新聞 →社説トップページ
日本経済新聞→社説トップページ
読売新聞 →社説トップページ
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