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第4次安倍内閣に5社。座間市9人遺体事件に2社。|社説読み比べ[2017/11/2(木)]

~毎日更新中~ 

「社説」とは新聞や雑誌の意見・主張。読み比べれば、どの話題に注目が集まっているかわかり、時事問題にも強くなる!

大手5社(朝日、産経、毎日、日経、読売)の社説を要約します。 

 

社説読み比べタイトル11.2

《記事比較①》第4次安倍内閣

第4次安倍内閣が発足し、5社が取り上げました。 

 

朝日新聞

首相は「謙虚」を具体的な形に。 

産経新聞

北朝鮮の脅威には、敵地攻撃能力の導入を。憲法改正も。 

毎日新聞

そもそも内閣改造から3ヶ月も国会を開かないとか異常。 

日経新聞

身内ばっかりに質問時間を与えようとしてるけど、そんな国会意味ないじゃん。 

読売新聞

特に高校無償化は、必要なことを見極めてね。

 

《記事比較②》座間で9人遺体

神奈川県で、 約2カ月間で9人を自宅アパートで殺害するという事件が起こりました。SNSでのやりとりが発端です。

産経新聞

SNSは管理しにくいが、放置はできない。

毎日新聞

犯罪心理を掘り下げて、事件の全体像を知るべき。

 

◇ ◆ ◇

 要約の方法についてはこちらの記事にて↓

www.daishibass.com

 ◇ ◆ ◇

では今日の新聞社説を要約します。

 

朝日新聞

安倍新内閣 謙虚というなら行動で

特別国会を数日で終わらせようとする。野党の質問時間を減らそうとする。森友・加計問題の追求逃れか。首相がなすべきことは、国民に約束した「謙虚」を具体的に表すことだ。

少数派の意見を聞く。まともな論戦をするといった姿勢が問われる。

 

学び直し 大学の針路探る機会に

安倍内閣の「人生100年時代構想会議」は、社会人の「学び直し」がテーマの一つ。受け皿となる大学としても以前からの課題であった。企業実務を教えられる人が少ない。コンサル等との折り合いも課題。

「短時間で安く実践的」とニーズも明確だ。

 

産経新聞

第4次安倍内閣 緊張感保ち国難にあたれ

北朝鮮危機には、敵基地攻撃能力の導入を求める。中国への抑止という見方も大切。少子高齢化対策は、何を優先すべきか考えてほしい。天皇陛下の譲位は、滞りなく進めてほしい。憲法改正も待ったなし。国民との対話は衆院選で終わりではない。

 

座間9遺体事件 悪意を放置していいのか

ツイッターの自殺願望メッセージが犯行の温床となった。直接やりとりするSNSは監視がしにくい。対応が困難でも放置はできない。国も事業者も規制のあり方を考えるべき。利用者もネット内に潜む悪意に、深く自覚すべき。

 

毎日新聞

座間で9人の遺体発見 現代の闇に戦慄を覚える

2カ月という短期間に殺害を繰り返した。犯罪心理を掘り下げて事件の全体像を知る必要がある。SNSが容疑者との接点になった事が最大の特徴だろう。事件の衝撃だけにとらわらず、早急に社会全体で防げる案を考えたい。

 

第4次安倍内閣が発足 「国会に連帯責任」自覚を

安倍政権は臨時国会をやりたがらない。そもそも内閣改造から3カ月もまともに国会が開かれないのは異常。野党の質問時間も減らそうとする。森友・加計問題を野党からの追求逃れだと、そんたくされても仕方ない。

 

日本経済新聞

「丁寧な国会運営」会期だけでなく中身も

特別国会の「審議の中身」に問題がある。自民党は、野党重視の質問時間から、議席の割合と同じ比率に変えようと主張する。

今は野党に7割程。身内のエールばかりになりそうな国会に意味はあるのか。丁寧な国会は口先だけになり兼ねない。

 

技能実習は根本から見直しを

外国人技能実習が新しくなったが、実習生を安い労働力だと思ってるような現状と変わらないのではないか。

この技能実習制度は、人権問題もはらむとされ世界から批判されている。国際貢献という建前と、人手の確保という本音だ。

 

読売新聞

第4次安倍内閣 少子化対策の実効性が肝心だ

「自民1強」が強まったが、首相は「謙虚で丁寧」に努めるべきだ。経済政策は、成果を出すときである。

高等教育の無償化については、本当に必要としている学生に「機会の均等」となるようにしたい。大学の質の維持も必要。

北朝鮮問題にはミサイル防衛などを増やさなければいけない。憲法改正は自民党がまとめつつ進めるべき。

首相は所信表明を避け続けているが、国会を軽く見ている。野党は、森友・加計ばかり追うのは改めるべき。

 

各社社説の参照先

朝日新聞  →社説トップページ

産経新聞  →社説トップページ 

毎日新聞  →社説トップページ 

日本経済新聞→社説トップページ

読売新聞  →社説トップページ 

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