当ブログでは「新聞社説の読み比べ」を毎日更新しています。
せっかくの時事ネタをもっと活用できないか?
ということで、ビジネスパーソンや経営学部の皆さんには必ず通るであろう「SWOT分析」に繋がりそうな社説ネタをピックアップしてみます!
電力業界の動向は
参考となりそうな2つの社説を取り上げます。
日経新聞《電力自由化の成果検証を》
2016年4月に始まった電力自由化の成果を、どのように判断すればよいか。まずはそのモノサシを決める必要がある。そして競争がなければ市場原理が働かず、規制のない独占状態になってしまうから、新規参入を増やすための環境整備が必要になる。
朝日新聞《再エネの普及 送電線の「空き」活用を》
再生可能エネルギーの電気を送る送電線の空きがないという。実際には二割程しか使ってないという分析もある。そもそも所有者は誰か。法的には電力会社だが負担費を払ってきたのは国民だ。公共物そのものと言える。今の仕組みを見直す必要がある。
この2つの社説を読んでみると「どうやら電力会社は新規参入業者や再生可能エネルギーの導入に後ろ向きだ」と推測できます。新規参入が難しく、仮に法や規制が新しく決められ、新規参入がしやすくなったとしても、シェアの大きい今の電力会社との競争はなかなか厳しいだろうと思えます。
電力会社と張り合うとするなら…?
完全に独立した電力供給網も考えにくいでしょう。あるとするなら、ソーラーパネルや風力発電からの蓄電などどうでしょうか。最近では空気電池なるものも生まれてます。
電池の原材料を扱う業種にとっては「機会(O)」となりそうですね。蓄電スピード、蓄電効率、使いやすさ…。
いろんなものに使いまわせる電池、言わば蓄電池のプラットフォーム戦略なんかいかがでしょうか。使う機会が増えるのなら、すんごい伸びるかもしれません。
プラットフォーム戦略というのは「ファミコンカセットと本体で言うなら、本体になろうぜ」と言うことです。面白いカセットがセットで必要ですね。
いつでも、なんの電源にでも使える蓄電池があったら、プラットフォーム化できる幅がすんごい広くなりますね。
蓄電池のプラットフォーム化を進めるなら…?
ライフスタイルを提案するツタヤさん(カルチャコンビニエンスストア)辺りが、家一軒まるごとのライフスタイル提案とかしてみたら、そしてそこに蓄電池が至るところに使われていたら、、、という発展があったら面白いのではないでしょうか。
あ、「車道に充電設備が備えられてて、その上を走るだけで充電できる」なんてのはいかがでしょうか。
蓄電池…皆さんはどういうことに使えそうだと思いますか?
私は(そういえば小学生の頃、ミニ四駆でとってもお世話になったなぁ)などと思い出してみたりしました(笑)

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エンペラー!懐かしいなぁ。久々に思い出した!(また話が逸れました)
まとめ
・電力参入は、既存のライバルがめっさ強そうだから、厳しそう。
・蓄電池に可能性があるのではないか?
◇ ◆ ◇
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◇ ◆ ◇
今回は以上です。
ではでは、また!