もくじ
社説とは
新聞・雑誌などで、その会社の主張・意見としてのせる論説。
新聞各社の、たぶん偉い人が、日々それぞれの考え方や立ち位置をベースに、世の中に対して小言を言ってるようだと。
時にガミガミと、時に淡々と。
ご意見番たちが世の中に、一言もの申す。申したものを比べて学べば、何かが見えてくる!?
【今日の社説 2017/6/11】
朝日新聞
子育て支援 待機児童解消が先だ
英国とEU 離脱への道、熟考を
産経新聞
前FBI長官証言 究明急ぎ混迷を断ち切れ
プルトニウム被曝 再稼働の機運に水差すな
毎日新聞
メイ首相 誤算の英総選挙 対EUの迷走を懸念する
FBI前長官の露疑惑証言 米大統領の「圧力」究明を
日本経済新聞
安倍政権は財政健全化から逃げるな
米政権は疑念に真摯に答えよ
読売新聞
トランプ氏疑惑 「捜査中止指示」の証言は重い
英保守党退潮 EU離脱の混乱は避けられぬ
【トランプ政権の記事は4/5社】
米トランプ政権に関わることについて、5社中4社が、取り上げてます。
産経新聞さんは、司法の独立性がなくなったかという不信な空気が漂うといい、シリアやウクライナの解決にも遠のくといってます。
毎日新聞さんは、トランプ大統領はロシアに介入させた?と疑いながらも、でも日本より司法と立法しっかりしてるよね、日本は文書1つとっても確認できないし。と与党批難の合わせ技を。
日経新聞さんは、トランプ大統領は疑惑について証明しないとね、世界に迷惑かかるし。といっています。
読売新聞さんは、トランプ大統領の行為が司法妨害に該当するのかが焦点、また自らの発言が政権を大混乱させてるのを自覚しないとね、といっています。
【英国の総選挙の記事は3/5社】
英国の総選挙についての記事は5社中3社が取り上げてます。
朝日新聞さんは、メイ首相は理念に走りすぎず、ちょっと立ち止まったら?といってます。
毎日新聞さんは、 混乱を招いてる最大の原因はメイ首相であり、政治が不安定だと外交に影響するから、早く立て直して欲しいといっています。
読売新聞さんは、メイ首相の賭けは失敗に終わった、混乱を早急に収拾しEUとの交渉に備えるべき、といっています。
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各新聞社の社説の読み比べの面白さについては【芸人式新聞の読み方】という本が参考になりました。こちらの記事でご紹介しております。→【芸人式新聞の読み方 】